2017年08月16日

十五年展・ケイヨウの写真館 〜 デジャヴのある日常のストーリー 〜

今週のギャラリーショップコラージュは、『十五年展・ケイヨウの写真館 〜デジャヴのある日常のストーリー〜』を開催しています。


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〈中田 啓瑛 / Nakata Keiyou〉

Photograph
6才で 写真を撮る楽しさを覚え
以来 日常の風景を
コツコツと 撮りためてきた
現在、市内支援学校に在籍中
2015年、同時代ギャラリーにて初個展
今回三度目となる


〈中田 千代 / Nakata Chiyo〉
Planning production
啓瑛の母
アパレルメーカー勤務後
服飾デザインのアトリエ開設
作品の展示やキャプションなどのサポート&グッズ担当


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2015年から始まり、今年で3回目となる中田啓瑛・中田千代 親子による写真展です。


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私たちが普段見過ごしているような、見つけられないような日常の何気ない風景や場面を、控えめだけれどもユーモラスに捉えた写真はどれもとても印象的です。


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今回展示している写真は、全て徳島県の和紙(阿波和紙、竹和紙など...)にプリントしているとのことで、和紙のあたたかな質感も相まって、啓瑛くんの写真のあたたかさ、優しさがより感じられるように思います。


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これらの写真をプリントした各種グッズ(ポストカードやノート、キーケースやパスケース、Tシャツなど)も展示販売していますので、ぜひお手にとってご覧ください!


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※啓瑛くん、千代さん毎日在廊されます。
会期:2017年8月15日(火)〜8月20日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


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〜十五年展のテーマは何にしよう〜


そう思いながら撮りためた作品を眺めていた時 昨年頂いた ある方のメッセージが浮かんできました


...写真群は、とても喚起的です。普段、ものや人や風景の、正面とか上っ面だけを見がちな私たちにとって“視界の端っこ”ともいうべきところで、ケイヨ ウ君が捉えた世界は、忘れられていた懐かしみとか、慈しみとか“もののあはれ”といった情感と言うものを思い起こさせてくれ、ハッとするものがありまし た。“素朴”という表現とは、ちょっとちがうと思いました。...


ケイヨウの写真から私がいつも感じるのは まさしくこの“情感”であり 心躍るような感動や アピール力に溢れた強さとは 少し異なる気がしていました
市井に生きる人々や自然の 何気ない日々の営みを 控えめな距離感で切り取った彼の作品には哀れさや弱さを伴う優しさが温かく染みわたり 遠い日への郷愁を誘う気がする...
そんなある種 親の贔屓目とも取れるような気持ちを なんと的確に“情感”ある言葉で表現してくださったものだろうと 感じ入ったものでした


...日頃とめどなく目に入る 心痛む写真や 攻撃的な写真 狙った写真をあざ笑うでもなく じわじわリセット 見守っているつもりが 実は見守られていたと心付いた...


そう言って下さった方もいました
遠い昔 どこかで出会い 何かを感じたワンシーン 誰かの瞳...
今年は そんな懐かしく セツナく ちょっと不思議なデジャヴの時間を 共有して頂けたら...と思います(中田千代)

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 12:24| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

城 愛音 個展「MELT MEL」

今週のギャラリーは、城愛音による個展「MELT MEL」を開催しています。


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現在、京都市立芸術大学 大学院に在籍している城愛音さん。

初個展となる今展では、過去1年間で制作した作品18点を展示しています。


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自らと深い関係のある人物を対象にポートレイトを描く。
その人物とは主に、私の家族だ。
相手は身近な存在であり、他人でもある。
しかし自身に似ている面を持っている。

深い思い入れのある人物と、全く関係のないイメージを融合させることで、
色彩による金属的輝きを放ち、絵の具により人物像を溶かす。


〈城 愛音 / JO Aine〉
2016年 国際瀧富士美術賞 優秀賞
2017年 京都市立芸術大学 卒業
2017年 京都市立芸術大学 大学院美術研究科(修士課程)入学
現在 在学中


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城さんはポートレートを描く時、人物と何か別のモノを組み合わせて新しいイメージをつくります。モチーフとして主に取り入れているのがアルミホイル。


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人物や背景にグラデーションや艶っぽい表現がみられますが、これはアルミホイルをくしゃっとした時に表れるギラギラとした反射や光沢によるものだそうです。
今展のタイトルにある「MELT=溶ける」という言葉は、アルミホイルなどのような金属的な質感を想起させるということで、城さんの制作においては1つのキーワードとなっているようです。


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大きな絵筆で大胆に描いているかと思いきや繊細なタッチで描かれている部分もあり、、、その様々なマチエールもお楽しみ頂けます。
ぜひご来場ください。


※城さん毎日在廊されます。
会期:2017年8月15日(火)〜8月20日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 11:44| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月11日

SHORT TRIP

今週のギャラリーショップコラージュでは、『SHORT TRIP』を開催しています。


植田陽貴、中軽米大輔、水落彩の3名の作家による展覧会です。


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植田さんはキャンバスに油彩によって森や庭、人物や動物などを描いた絵画を、


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中軽米さんは、デジタルソフトを使ってつくるイメージをOHPのフィルムへ印刷した作品やアクリルキューブに仕立てた作品を、


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水落さんは画用紙やキャンバスにアクリル絵具で人物や花畑などのモチーフがあらわれた心象風景を描いた絵画を展示しています。


3名それぞれで表現方法は異なりますが、夢や情景等、主題とするものは共通しているとのこと。

1点1点をじっくりと見て行くと、どこかにあるようでないような場所をゆらゆらと旅しているような感覚になります。
ぜひご来場ください。


※水落さん毎日在廊されます。
会期:2017年8月8日(火)〜8月13日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


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〈水落 彩〉
1985年5月31日生まれ
神奈川県出身
東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業


2014年 目黒やさしい予感にて個展「夢のランドスケープ」
2015年 下北沢ギャラリーHANAにて個展「スーベニア」
2016年 下北沢ギャラリーHANAにて二人展「DUO」
2016年 be京都にて個展「small garden」
2017年 アートオリンピア2017入賞


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〈植田 陽貴〉
1987年2月28日生まれ
奈良県出身大阪府在住
女子美術大学短期大学部専攻科卒業


トーキョーワンダーシード 2015,2016入賞
第199回ザ・チョイス準入賞
東京装画賞2016入賞

近年は「境界とそれを超えようとすること」をテーマに制作を続けている


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〈中軽米 大輔〉
1981年1月7日生まれ
岩手県雫石町出身
大阪美術専門学校卒業


2010年 The Artcomplex Center of TokyoにてART BOOK LOVERS参加
2007年以降 te_riのアルバム全般、吉田達也ら岩手出身者の即興演奏アルバムのデザインなどで活動

デジタルペイントソフトPainterをエフェクターのようなイメージで使用しドローイングに歪みをかけ、プリントアウトとスキャンを繰り返し創作する


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posted by 同時代ギャラリースタッフ at 19:37| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする