2017年10月19日

− STYLE −

今週のギャラリーショップコラージュは、虎-KOTETSU-鉄、たけむら のぶとし、吉藤 江理の3名のアーティストによる展覧会『 − STYLE −』を開催しています。


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アクリル絵具や鉛筆を用いて生き物の姿を描く虎-KOTETSU-鉄さん。

細い筆で1mmにも満たない点や線を何度も重ねて、生き物そのものの質感や動きを繊細に表現しています。

近くで見れば見る程写真のようなリアルさに驚かされます。

日本のレゲエミュージックのジャケット画のお仕事もされているそうです。


グラフィックデザイナーを経て、現在フリーランスのイラストレーターとして活動されている たけむらさんは、アクリル絵具によって動物や人物をモチーフにシンプルな構図と明るい色彩の絵画を制作しています。


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今回展示する作品は、絵本の中のワンシーンをイメージして描いたものだそうで、全てに物語の一節がつけられています。それぞれの作品に広がる世界を想像するとワクワク楽しくなってきます。またフリーハンドで塗り分けられた色と色の境目部分がとても美しい作品です。


刺繍作家の吉藤さんの作品は謎に溢れています。


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キャンバスにぽんと付けられた山々の刺繍やタコの足、ガラスケースの中に浮かぶ目や白いシーツのような作品など。。。モチーフも技法も「何だこれは??」と思わずにはいられない不思議な魅力があります。最終日のみ在廊されるので気になる方はぜひお話しに来てください。


「好きなことをする」というシンプルだけれども強い想いを持った3人の、個性豊かな作品の数々をぜひご覧ください。


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それぞれの想いを積み重ねて
それぞれのカタチにする。
いつからか作ることが好きになり、たくさん伝えたい事を作品にして来ました。
そんな日々を積み重ねて出来たそれぞれの「STYLE」。絵で、絵本で、そして刺繍で。
言葉に出来ないモノを、伝えたいコトを、
やりたいことでやりたい様にやりたい分だけ詰め込みました。
一人一人違う「STYLE」。三人だからこそ出来る「STYLE」。
あなたの中にもあるオリジナル、積み重ねればそれはあなたの「STYLE」。
思い思いの「STYLE」であなたの「STYLE」を刺激したい。
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会期:2017年10月17日(火)〜10月22日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00迄)


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〈虎-KOTETSU-鉄〉
1986年大阪生まれ。
子供の頃から動物の絵ばかり。
言葉を持たない、言葉に出来ないモノを通して常日頃、感じた命の意味を伝えられたら。
観てくれたあなたに言葉はいらないと思って貰えたら。
と、表現の可能性を信じて日夜、模索しています。
絵だから出来るコト、絵でしか出来ないコトを。
Instagram : @kotetsu_lifestyle


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〈たけむら のぶとし〉
1984年大阪生まれ。
思い描いた話のワンシーンを描くという、ごくごくシンプルな表現をしています。
シンプルだからこそ、そこには色んな“話”・“想い”が、観て頂いた方の中にも生まれ、そして少しでもその人の心が気持ちよくなってもらえれば、それはもう最高です。
お子さんにも楽しんで頂ける絵になってますのでぜひ。
HP : http://www.takemurano.com


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〈吉藤 江理〉
QUARK HER THE DORANとして手縫い刺繍による作品を制作。
刺繍という技法に込められた背景に思いをはせ、施す事の素敵さを見つめながら制作しています。
刺繍それぞれの佇まいを大切に。

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 18:24| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

姜鍾浩 展 〜아리랑(Arirang)長白山〜

今週のギャラリーは『姜鍾浩 展 〜아리랑(Arirang)長白山〜』です。


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画家・姜鍾浩による展覧会です。
姜先生は、30年にわたって「長白山」*という山をモチーフに作品を描き続けてきました。


*中国吉林省と朝鮮民主主義人民共和国の国境上に位置する山。半分は中国、半分は北朝鮮の領土であるために朝鮮半島では白頭山、中国大陸では長白山と呼ばれる。中国では満州族(旧女真族)の聖地、朝鮮半島では朝鮮民族発祥の聖地と伝えられている。


〈長白山への道〉〈長白山の氣運〉(長白山天池)〈長白山雪之恋〉〈夢の長白山〉など長白山をテーマにした個展をこれまでにも多数開催してきました。同時代ギャラリーでは4回目となる今展では〈Arirang 長白山〉というテーマのもと、紙にオイルパステル、キャンバスにアクリルで描いた作品を展示します。


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日常の中で私たちは、自分は何者なのか、自分自身のアイデンティティーについて考えることがあります。
私もいつも悩みながら創作活動を続けています。
自分自身について何か氣づいたり、氣づかなかったりしながら混沌の中で生きています。
その中で私は今日もキャンバスに創作のテーマである長白山を描きながら、想いを巡らせています。
心穏やかに、繰り返し線を描くうちに、遮られた線と線の間に徐々に表れる長白山に、たしかに生き生きとした氣運を感じます。
日常の事物の中にある線と線のあいだには、空間があります。それは小さな空間ですが、生命はそこに芽を出し、成長して行きます。
居場所を見つけ出し、芽を出し、やがて花を咲かせ、実を結ぶ… この世の私の人生のようです。長白山はそのような私の思いを、春夏秋冬を象徴する虹のような色彩と線であらわすかのようです。

アリランのシンボルである長白山に、これまでにない新しい空間(表現)を私は生み出して行きたい…。

(姜鐘浩ノートより)
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長白山という大いなる山が発するエネルギーを受け、感じたことをそのまま表現するという姜先生。時に力強く大胆なタッチで描いたり、時に優しく柔らかな色彩で描いたり、、、様々な絵画技法を用いて長白山の表情を長年捉えてきました。


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近年では、長白山を描いた上から色の線を塗り重ねるというこれまでにない方法で作品を制作しています。


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色の間に見え隠れする長白山の姿は、私たち観賞者にも様々な感情やイメージを与えてくれることでしょう。


長白山に自身の人生を重ね、想いをかける姜先生の作品をぜひご覧ください。


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会期:2017年10月17日(火)〜10月22日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※21日(土)夕方〜レセプションパーティを開催

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 18:17| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする