2018年06月28日

三浦侑子吹きガラス作品展

今週のギャラリーショップコラージュは【三浦侑子吹きガラス作品展】を開催しています。

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岡山県にて吹きガラスの技法により作品を制作する作家・三浦侑子の展覧会です。同時代ギャラリーでは10回目の開催となります。

会期:2018年6月26日(火)〜7月1日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※三浦さん毎日在廊されます。

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10回目の夏の作品展。
原点回帰を経て、新たな始まりを感じています。
ふたつとて同じ曲線のない丸い壺。
美しい壺をたくさん見たくてガラスを吹く毎日です。

<三浦侑子/MIURA Yuko>
1982年 大阪府生まれ。
京都造形芸術大学に在学中、ガラススタジオAatyで吹きガラスをはじめる。
2004年に大学卒業後、富山ガラス造形研究所 造形科に入り、ガラスの基礎知識を学ぶ。2006年から磐田市新造形創造館(静岡県)のガラス工房スタッフとして5年間働き、現在、岡山県苫田郡鏡野町に在住し、吹きガラス技法での制作を続ける。
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今回は、透明のガラスでシンプルなつくりの器やグラス、花瓶や壺を展示されています。

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磨りガラスの壺作品は、赤色の顔料であるベンガラを用いて、ほんのり赤味を入れているそうです。より柔らかく、あたたかい雰囲気に仕上がっていますね。

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また、底がぽっこり上がっている上げ底グラスは、薄造りでシンプルな形状がとても手に馴染みます。三浦さんによると、シンプルが故に器の外側のラインをきれいに出すのが難しく制作するのに苦労するそうです。

三浦さん、今年は毎日在廊されますので、作品をご覧になりながら制作のお話などもぜひ聞いてみてください。


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posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:05| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GROUP EXHIBITION KOKO 2018

今週のギャラリーは【GROUP EXHIBITION KOKO 2018】を開催しています。

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2000年に神戸芸術工科大学の卒業生を中心に結成されたグループKOKOによる展覧会です。毎年、色をテーマにした展覧会を開催しています。
今年は「黄色」について、油絵、イラスト、写真、プロダクトなど様々なジャンルの作品を発表します。

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<出展者>10名
浅野愛加(クラフト)、浅野佑月(クラフト)、梅津友和(イラスト)、さかきあゆみ(イラスト)、佐藤里絵(ペインティング)、鮫島隆則(プロダクト)、清恵子(写真)、卍山下綾菜(写真)、安居新悟(クラフト/ハンドメイド)、山ア恭子(絵画)

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プロダクト、ファッション、視覚情報の卒業生が集まり結成されたグループ「KOKO(ココ)」は、個人個人という意味とココから始まるという意味をもつ、クリエイティブ集団。
現在さまざまな場で活躍しているメンバーは、その範囲を広げ、後輩、職場の同僚、家族など様々な年代や職種で構成され、活動は年に一回グループ展を開催し、作品発表の場としています。
19回目を迎える今年のテーマは2度目となる「黄色」。

混沌とした世の中に、黄色に光り輝く複数の星と個々にある「黄色」
それは “change” “energy” “happy” and “exclamation”
激動の世の中に生きる個々に求められるのは
何かを変える元気と、足元を照らす「黄色い希望の光」なのだ。

感じとってください。
眩しいほどの光の中で、あなたは「KOKO」に出会う。
(会場挨拶文より)

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会期:2018年6月26日(火)〜7月1日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 12:59| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月21日

太田健之 個展「二枚の絵」

今週のギャラリーショップコラージュは【太田健之 個展「二枚の絵」】を開催しています。

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作家・太田健之による個展です。

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外光の下で描いた現場写生
部屋の灯りの下で描いたタブロウ

透明水彩絵の具で描いた現場写生
岩絵の具で描いたタブロウ

そのものを見て描いた現場写生
その写生と記憶とで描いたタブロウ

はてさて 何か整理された違いは 生まれてくるのかしら


〈太田健之/Ohta Kenji〉
1967 京都府生まれ
1991 京都精華大学美術学部日本学科卒業
卒業後FRP造形物製作工房(HIRO工房、西京区)に勤務 現在に至る
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今回の個展は二回目の開催(大学卒業後に一度開催して以来はじめて)だという太田さん。社会人になってからは忙しくてなかなか作品を制作する時間がなかったそうですが、2年程前から仕舞っていた道具を取り出して制作を再開されました。

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今展では、通勤途中で立寄った場所にてイーゼルをたてて透明水彩絵の具で描いたスケッチと、そのスケッチや記憶をもとに家で、岩絵の具を使って描いた作品を並べて展示しています。

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日本画の制作では、岩絵の具での本書きの前に、入念にスケッチや下書きを行うことが多いですが、スケッチと岩絵の具による作品とが同時に並んでいるのは意外にもあまり見た事がないように思います。こうしてみると、絵の具による質感や表現の違いがよりわかっておもしろいですね。

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他にも様々な場所を描いたスケッチも展示されています。
ぜひご来場ください!


会期:2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※太田さん毎日在廊されます。

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 16:17| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする