2018年06月21日

太田健之 個展「二枚の絵」

今週のギャラリーショップコラージュは【太田健之 個展「二枚の絵」】を開催しています。

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作家・太田健之による個展です。

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外光の下で描いた現場写生
部屋の灯りの下で描いたタブロウ

透明水彩絵の具で描いた現場写生
岩絵の具で描いたタブロウ

そのものを見て描いた現場写生
その写生と記憶とで描いたタブロウ

はてさて 何か整理された違いは 生まれてくるのかしら


〈太田健之/Ohta Kenji〉
1967 京都府生まれ
1991 京都精華大学美術学部日本学科卒業
卒業後FRP造形物製作工房(HIRO工房、西京区)に勤務 現在に至る
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今回の個展は二回目の開催(大学卒業後に一度開催して以来はじめて)だという太田さん。社会人になってからは忙しくてなかなか作品を制作する時間がなかったそうですが、2年程前から仕舞っていた道具を取り出して制作を再開されました。

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今展では、通勤途中で立寄った場所にてイーゼルをたてて透明水彩絵の具で描いたスケッチと、そのスケッチや記憶をもとに家で、岩絵の具を使って描いた作品を並べて展示しています。

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日本画の制作では、岩絵の具での本書きの前に、入念にスケッチや下書きを行うことが多いですが、スケッチと岩絵の具による作品とが同時に並んでいるのは意外にもあまり見た事がないように思います。こうしてみると、絵の具による質感や表現の違いがよりわかっておもしろいですね。

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他にも様々な場所を描いたスケッチも展示されています。
ぜひご来場ください!


会期:2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※太田さん毎日在廊されます。

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長谷川泰子 個展「植物誌」

今週のギャラリーは【長谷川泰子 個展「植物誌」】を開催中です。

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作家・長谷川泰子による個展です。

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最近、陶芸制作に興味があり、器の曲面に花や鳥や草の模様を描き込んで小さな空間を埋めていくのが楽しいと思うようになった。そうなると、より大きなキャンバスの画面にも、もつれあう植物のつるや、重なり合う葉や花を描き込んで埋めてみたくなった。画面の中にどんな新しい景色が見えるか、試してみたくなった。


〈長谷川泰子 / Hasegawa Yasuko〉
1953 大阪府生まれ
1981 京都市立芸術大学 大学院 油画科修了
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同時代ギャラリーでは3度目の個展開催となります。
前回の個展までは、白い服を着たミステリアスなおじさんが登場する風景を描いていた長谷川さん、今回からがらっと作風を変えられました!

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カラフルで装飾的に描かれた草花の中に、澄まし顔orあどけない表情の少女や少年の姿をした妖精のようなモノが、佇んでいたり紛れこんだりしています。

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描くモチーフは異なりますが、不思議な世界観は変わらないですね。

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今回も描くスピードがはやく、3ヶ月程で全ての作品が出来上がったとのこと!
絵画制作以外ではもっぱら陶芸作品を制作されて楽しんでおられるそうです。
ぜひご来場ください。


2016年の個展はこちら→http://dohjidai.seesaa.net/article/432781028.html
2017年の個展はこちら→http://dohjidai.seesaa.net/article/451071744.html


会期:2018年6月19日(火)〜6月24日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※長谷川さん毎日在廊されます。

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Shu Konishi 個展 〜life cast art〜

今週のギャラリーショップコラージュは【Shu Konishi 個展 〜life cast art〜】を開催しています。

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同時代ギャラリーでは、4回目となるShu Konishiさんの個展です。
今回も、女性の身体(主にお尻)を直接型取って制作したオブジェや花器、そしてオブジェと風景を撮影した写真を展示します。

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私の製作は、人の身体を直接型取りすることから始まります。
その型取った形(ライフキャスト)を、個々の作品のイメージ、質感の沿って仕上げていきます。
この製作方法を『Life Cast Art』と呼んでいる。
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メインのオブジェ作品には、Konishiさんのアトリエがある京丹後市で集めた枯れ木の枝が活けられています。正面を見ると、人間の腸をイメージしたという長いホースが腹部からのびています。上の木の部分に水をあげると下のホースから水が流れてくる形状になっており、人間の身体の循環機能を表しているのだそうです。

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ユリを活けた花器も、大輪の白い花と壁面のドローイングとのコントラストが強く印象的な作品です。


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会期:2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00迄)
作家毎日在廊
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Rumi Yoshida solo exhibition『MOZAIC』

今週のギャラリーは【Rumi Yoshida solo exhibition『MOZAIC』】を開催しています。

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作家・吉田瑠美による展覧会です。
木のパネルにクレヨンで描いた絵画24点と、挿絵を担当した絵本やカレンダーを展示しています。

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京都に移住してきてまた絵を描き始めてから、沢山の幸せな出会いや驚きがありました。
光や音や風、その時々に考えたことや思いがぎゅっと詰まっていて、並べてみたらまるでモザイクのように広がりました。
今回は2014年から2018年に主にクレヨンで描いた作品を大好きなギャラリーで展示します。
気持ちいい6月のお散歩に、ぜひ足をお運びください。お会いできるのを楽しみにしています。


〈吉田 瑠美/Yoshida Rumi〉
東京都渋谷区生まれ、京都市在住。幼少期をニューヨークで過ごす。青山学院女子短期大学芸術学科卒業。10歳の時に始めた中国武術の講師を続けながら、 2012年の移住を機に絵を再び描き始める。2017年「あかりちゃんのつうがくろ」(垣内出版)を出版。2018年浄土真宗法語カレンダー(本願寺出 版)画を担当。個展を中心に作品を発表している。
Web:https://www.ruruontheroof.com/
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吉田さんは、2016年9月にギャラリーショップコラージュの方でも個展を開催されました。今回はギャラリーでの展示ということで、4年間のうちに描きためた作品を数多く展示しています。
過去の展示→http://dohjidai.seesaa.net/article/441686080.html

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黄昏時の空の移り変わり、雨でできた水溜りに写る風景、気持ちの良い新緑の森など・・・

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日常生活の中で心に留まった様々な場面を、クレヨンのやわらかい色彩で描きます。

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個展で出来た繋がりから最近では、絵本の挿絵を依頼されることも増えてきたそうです。

*吉田さんが初めて挿絵を担当された絵本「あかりちゃんのつうがくろ」(2017年出版)も会場で手にとっていただけます。

どこか懐かしくあたたかい雰囲気の作品、ぜひご高覧ください。


会期:2018年6月12日(火)〜6月17日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00迄)
吉田さん在廊日:12日(火)〜15日(金)、17日(日)
※12,13,17日は終日、14日は18:30迄在廊、15日は13:00〜在廊、16日は不在にされます。

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 15:50| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする