2018年08月30日

十六年展・ケイヨウの写真館 〜顔と風景・巷にある日常のストーリー〜

今週のギャラリーショップコラージュは、『十六年展・ケイヨウの写真館 〜顔と風景・巷にある日常のストーリー〜』
を開催しています。


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〈中田 啓瑛 / Nakata Keiyou〉Photograph
6才で 写真を撮る楽しさを覚え
以来 日常の風景を
コツコツと 撮りためてきた
現在、市内支援学校に在籍中
2015年、同時代ギャラリーにて初個展
今回四度目となる

〈中田 千代 / Nakata Chiyo〉Planning production
啓瑛の母
アパレルメーカー勤務後
服飾デザインのアトリエ開設
作品の展示やキャプションなどのサポート&グッズ担当

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2015年から始まり、今年で4回目となる中田啓瑛・中田千代 親子による写真展です。
私たちが普段見過ごしているような、見つけられないような日常の何気ない風景や場面を、控えめだけれどもユーモラスに捉えた写真はどれもとても印象的です。

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今回展示している写真は、顔のある風景、グミの花咲く家、寅さんがいた町の風景、大阪の街角で出会った風景、観光客のいない京都の風景・・・等の日常の風景や土地、場面によってシリーズごとに展示しております。
「顔のある風景」では、昨年度開催された同時代ギャラリーでの展覧会で出会った人々の写真もあり、
ケイヨウ君のカメラを通した人達の笑顔の写真は心温まります。


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また、これらの写真をプリントした各種グッズ(ポストカードやメモ帳、キーケースやアクセサリー、Tシャツなど)も展示販売していますので、ぜひお手にとってご覧ください!


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※啓瑛くん、千代さん毎日在廊されます。

会期:2018年8月14日(火)〜8月19日(日) 12:00〜19:00(最終日は18:00まで)

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ある種不思議な出来事の 重なりとひらめきがきっかけで 開催した写真展
皆様の温かいお言葉が励みとなり 今年で四度目の夏を迎えました
僭越ながら 昨年頂戴したメッセージの一部を 引用させていただきました


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〜うわぁ・・・なんだこれは・・・気づいたら泣いてました(写真家・m氏)
〜中田ケイヨウ君の写真展へ出掛ける。
何の気負いも衒いもない彼の無垢な眼差しが捉えた作品世界が広がっていた。(写真家・S氏)
〜今日、十五年展・ケイヨウの写真館という15歳の少年の写真展を観てきた。
同じ風景を撮っても年齢によるそれなりの人生観や、顔の皺などが作品のマチエールとか重みになって
滲み出るなどと思っている。私も含めた、写じぃ・ばぁは根底から悔い改めねばなるまい。(写真家・I氏)
〜切ないです。私は切ない写真が好きです。温かみがあり、力を抜いたカメラアイが好きです。(写真家・Y氏)
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いずれも過分なるお言葉です。
10代半ばの子供の写真に そのような世界観が表現できるでしょうか・・
場所や時間は多少変わっても 彼の撮る写真のモチーフは あいかわらず特別なものではありません
休日カメラ片手にぶらぶら歩き 何か心にひかかったものを 瞬時に切り取るスタイルはずっと同じ
刻一刻と変化する風景 永遠に続くことはない日常 誰しも確実に終焉へと向かい過ごす人生の日々は
ただそれだけで切なさや苦しさがあり それでもどこか温かさや優しさに満ちているのかもしれません


今同じ世界と時代を生き「気負い」や「衒いなく」シャッターを切るケイヨウの写真から
何かを感じて頂けたらうれしく存じます

(中田 千代)

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posted by 同時代ギャラリースタッフ at 15:17| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月11日

城愛音 個展「short pieces」

今週のギャラリーショップコラージュは【城愛音 個展「short pieces」】を開催しています。


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作家・城愛音による個展です。
現在、京都市立芸術大学修士課程の油画専攻に在学中であり、今回、油彩の小作品を中心に展示しています。

小作品14点、大作2点、全て2018年に制作された作品です。
昨年、2017年8月に同時代ギャラリーにて初個展を開催しました。
以来、1年振りの同時代ギャラリーでの開催です。


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城愛音は、身近な人物(家族)を対象に作品を描き、それらの作品を「遠い自画像」と呼んでいます。
また、流動的な油絵具の筆致や透明感のある鮮やかな色彩の組み合わせによる表現が特徴的です。


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今回、ポートレイト作品シリーズより1点。また、100号、130号の大きな新作を展示しております。
大作は、鮮やかで明るい色彩が目に留まる一方で、描かれている人物には穏やかな印象をうけます。
また、展覧会テーマが「SHORT PIECES」という事で、個人でも手に取って楽しんで頂けるような小作品を展示しております。

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また、人物以外のモチーフの花や植物を描いたポストカードサイズの作品は、油絵具の物質感や色彩の響き合いが心地よい作品です。

作家の城さんは、土曜日16時まで、日曜日、在廊されます。
今週、12日(日)までぜひお立ち寄りくださいませ。


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会期:2018年8月7日(火)〜8月12日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:43| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月の実験shop1928『Golden Flower -INTOMOMI shop&gallery-』

8月の実験shop1928
【 Golden Flower -INTOMOMI shop&gallery- 】

会期:2018年8月1日(水)〜8月30日(木)
営業時間:12:00-20:00
※月曜日休廊
場所:1928ビル1階 同時代ギャラリー[実験shop1928]

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アルミや樹脂、ペイントを施した一点モノのアクセサリーを制作している
いん ともみ のshop&galleryが期間限定でオープンします。
お部屋に飾れる小さな絵や粘土の置物も展示販売いたします。

日々のこころに潤いとスパイスになる、生命力溢れる身に付けるアートをつくりました。
どうぞお気軽にご来店くださいませ。

(Instagram:@tomomi_in)

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作家・いんともみによるshop&galleryです。
2010年頃からアクセサリーや雑貨類の制作を始めたという、作家のいんさん。
扱う素材を何かひとつに限定せずに作りたい、という思いから
これまでに、布、レザー、プラバンや粘土など、手に入れやすい様々な素材を使って作品を制作してきました。
最近では、アルミなどの金属や樹脂を使ってアクセサリーを制作されています。
合わせて展示される絵画も、油彩、水彩、アクリルと多種多様です。


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*1年半程前からメインで制作しているというアルミを使ったアクセサリー。
叩いたり、ねじったりして作られます。
大振りなのでファションのアクセントに。とても軽いです♪


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*色鮮やかに彩色したプラバンのアクセサリー。


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*粘土を使った不思議なオブジェたち。
どことなくジブリの某キャラクターに似てる?


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*いんさんの内から滲み出たものを集約したようなパワー溢れる絵画作品の数々。


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*その他、独特な質感のアクセサリーも。

まだまだ暑い日が続きますが、ぜひご来場くださいませ。


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posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:00| Comment(0) | 実験shop1928 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする