2019年01月14日

平賀壯太 個展 『変転する視覚』

今週のギャラリー


【同時代企画】
平賀壯太 個展 『変転する視覚』

会期:2019年1月14日(月)〜1月20日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)

油彩、アクリルの平面作品、立体作品の展示
約10年間で制作された作品が一堂に並ぶ大規模な個展です。
ぜひご高覧ください。
*作家の平賀さんは毎日在廊されます。


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−変転する視覚−


現役時代は、細胞内の遺伝子やタンパク質の働きを調べる分子生物学分野の研究者でした。
そして退職後には子供時代からやりたかったアートの分野に進出しました。
主に油絵ですが立体作品も作製します。
テーマは原発事故シリーズや動物シリーズ・男の顔・女性シリーズ・静物・風景など多岐に渡ります。
そして作風もいろいろとバラエティに富むので個展のタイトルを『変転する視覚』としました。


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私が編集委員代表をしているオンラインジャーナル『京都WEBマガジン 現代アートとサイエンス』のNo.3には『アートを再開して』という私のインタビュー記事が掲載されていますので御笑覧ください。


<平賀壯太/HIRAGA Sota>

1936年生まれ(新潟県南魚沼市六日町)現・宇治市在住
1965〜1984年 京都大学ウイルス研究所助手
1970〜1972年 スタンフォード大学客員研究員
1985〜2002年 熊本大学医学研究科教授
2002〜2008年 京都大学理学・医学研究科非常勤講師
AFUアートフォーラム宇治役員
「京都WEBマガジン 現代アートとサイエンス」編集委員代表
個展・応募展・LINK展などに出品


・ホームページ
http://www12.plala.or.jp/s3t45h86a9g8xyz6/


・ホームページ:続編
https://hs12345.jimdo.com


・平賀壯太|京都大学ウイルス研究所ウイルス研アーカイブ研究者
http://www.infront.kyoto-u.ac.jp/…/arc…/interview/index.html


・京都WEBマガジン 現代アートとサイエンス
(No.1, 3 ,9 は平賀壯太の記事です)
http://6789-6666.jimdo.com

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2019年01月11日

2019.1.8-1.13【展覧会によせて】

道本勝先生の第2回目の個展を

同時代ギャラリーにて開催することができ感無量です。


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恩師である先生との出会いは30年前、1928ビルにもほど近い寺町御池を上がったビルの一室にある、画塾アートセンターヤマザキでした。
当時、社会人として仕事をするかたわらで、油絵を自己流で学び時々展覧会で発表していたのですが、基礎から学びたいと門を叩いたのが画塾アートセンターヤマザキでした。


ときにバブルの影響もあり塾の理事長が、カーデザイナーという側面ももち
イタリアのランボールギーニ社のカーデザインを日本人で初めて手がけ、当時雑誌やニュースで話題になっていました。


そこの講師として教えられていたのが道本先生でした。
独特の空気感であまり教え上手ではない先生でしたが(笑)
塾の壁に貼られた石膏像の木炭デッサンが
「人技」ではないような印象がして、
きけばその作者が道本先生らしく、
「まだ未完成なデッサンで。。」と真面目に話す先生に大変興味を持ちました。


そんなこともあり岩倉にあるアトリエ兼ご自宅に招かれて初めて先生の作品を拝見しました。
そこでみた油絵は、なめらかな光沢、陶器の釉薬のような絵肌をしていて、いままでみなれていた油絵とは違ってみえました。


17世紀のオランダ絵画ー。
先生と話すうちにその「キーワード」が度々でて、フェルメールやレンブラントの画集を初めてみたときにとても興味をもちました。
その後、週末になると先生のアトリエに通い、絵具の混ぜ方や溶き油の使い方、
キャンバスに塗る白亜地を作ったり、マチエールについて勉強したり
いままで学んだことがなかった古典技法を先生から深く学びました。


先生から教わった基がその後のわたしの作品制作に大きな方向性をみいだすこととなりました。
アトリエに通いながら先生はいつも「写実絵画」と「リアリズム」の話をしてくれました。
「リアリズム」とは決して写真のようにそのまま描くことではないこと。
それは「生涯」をかけてあらわすこと―。


それから月日はたちましたが
いまでも先生のアトリエで初めてみた油絵は鮮明に焼き付いています。


…その風景画はロマンティックであり、その中にとけいってしまうかのようで、
柔らかな空氣に包まれた風景画でした…。


光から影へ
影から光へ


2.jpg 道本 勝『初夏の川辺』


3.jpg 高 尚赫『時・場・主』



―2019年1月
同時代ギャラリーが飛躍を期した新たな空間での幕開けを、 道本先生の個展で迎えられるご縁に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 

いつも温かく、時には厳しく、
同時代ギャラリーを見守ってくださる方々、
作品を通じて「創造することの意味」を投げかけ、
いつも力強く背中を押してくれる作家たち、
そうした方々の存在が、今回の作品発表を実現してくれました。
心から感謝しております。


同時代ギャラリー高尚赫

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2019年01月08日

【2階にて再オープン】2019. 1.8 -1.13 展覧会

新年あけましておめでとうございます。
今年から同時代ギャラリーは1928ビルの2階に移動いたしました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


そして本日から、移動後初の展覧会がスタートしました。
皆様のご来場をお待ちしております。


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◆ギャラリー
「道本勝 風景画展」
油彩、ドローイング作品


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◆ギャラリーショップコラージュ
「道本真美 オブジェ展 アリストロキアの冬籠り」
ミクストメディア


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どちらも下記の日程です。
会期:2019年1月8日(火)〜1月13日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


*2階のギャラリーでは、従来の展示スペースの奥にさらに新たなスペースを設けました。このスペースについては詳細が決まり次第HPやFacebook等でお知らせさせていただきます。
今週は同時代ギャラリーオーナー高尚赫による個展を開催しております。


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また昨年29日に開催しました1階ギャラリーのフィナーレイベントには、年末のお忙しい時期にもかかわらず沢山の方々にご来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。誠にありがとうございました。


多くの方々のご支援ご協力のもと、新たな会場で無事に展覧会がスタートできましたことを心より感謝申し上げます。


posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:30| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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