コラージュでは現在、長崎彰太、長崎伊世による
「真鍮文房具」と「ものがたり」の展示、
「読むこと、書くこと、伝えること。」を開催しています。
弟の彰太さんが彫金で制作した文房具に姉の伊世さんが
ものがたりとデザインを付与して一つの作品として完成させました。
神話や美しい日本語、昔の人々の智恵や機知などからヒントを得て
作品の名前やストーリーが添えられます。
一部をご紹介。
「さしがね」(カードケース)
『鎌倉時代から宮大工が使ってきた道具、さしがね。
驚くべきことにピタゴラスの定理が使われており、
サイズを測るだけでなく、計算尺などの用途も兼ねていた。』
「継ぐ美」(カードケース)
『飛鳥時代から江戸時代にかけて発達した、刺し子の技術。
無地、縞、格子などの布を重ね継ぎ、その上に糸を縫い刺して
模様を描くと、混じりあって新たな柄が生まれる。』
ブックマークもそれぞれ柄があります。美しい・・・。
会期中は作家が交代で在廊していますので、お話してみて下さいね!
行けなくてとても残念です。
次にお二人の作品に出会えることを
心から願っております。
メッセージありがとうございます。
残念ながら展示はご覧いただけなかったようですが、
またの機会にぜひお足をお運び下さいませ。