今週のギャラリーショップコラージュは【三浦侑子吹きガラス作品展】を開催しています。
岡山県にて吹きガラスの技法により作品を制作する作家・三浦侑子の展覧会です。同時代ギャラリーでは10回目の開催となります。
会期:2018年6月26日(火)〜7月1日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※三浦さん毎日在廊されます。
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10回目の夏の作品展。
原点回帰を経て、新たな始まりを感じています。
ふたつとて同じ曲線のない丸い壺。
美しい壺をたくさん見たくてガラスを吹く毎日です。
<三浦侑子/MIURA Yuko>
1982年 大阪府生まれ。
京都造形芸術大学に在学中、ガラススタジオAatyで吹きガラスをはじめる。
2004年に大学卒業後、富山ガラス造形研究所 造形科に入り、ガラスの基礎知識を学ぶ。2006年から磐田市新造形創造館(静岡県)のガラス工房スタッフとして5年間働き、現在、岡山県苫田郡鏡野町に在住し、吹きガラス技法での制作を続ける。
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今回は、透明のガラスでシンプルなつくりの器やグラス、花瓶や壺を展示されています。
磨りガラスの壺作品は、赤色の顔料であるベンガラを用いて、ほんのり赤味を入れているそうです。より柔らかく、あたたかい雰囲気に仕上がっていますね。
また、底がぽっこり上がっている上げ底グラスは、薄造りでシンプルな形状がとても手に馴染みます。三浦さんによると、シンプルが故に器の外側のラインをきれいに出すのが難しく制作するのに苦労するそうです。
三浦さん、今年は毎日在廊されますので、作品をご覧になりながら制作のお話などもぜひ聞いてみてください。