今週のギャラリーショップコラージュは【福島亮太 ソーリー・マミー展】を開催しています。
島根県在住の福島さんは、2年程前にアーティストとして活動を始めるにあたり、作品集を持参して京都の様々なギャラリーを巡りオーナーさんらに自身の作品 を見てもらったそうです。じつはその時、同時代ギャラリーにもお越しいただきお話させていただいたのですが、それから2年後初めて個展を開催することとなりました。
今回展示する作品は、アクリル絵具、ペン、スプレーなどを使用して人物をモチーフに描いたものです。人物の顔にみられる独特な模様は、動物や昆虫から想起したイメージだそうです。
色彩の組み合わせも、頭でじっくりと考えるのではなく、感覚的に決めていくとのこと。
この個展では多くの方に作品を見てもらい様々な意見をいただける場となれば、と願っておられます。
会期:2018年9月11日(火)〜9月16日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※福島さん毎日在廊されます。
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私は30歳を目前にしてアーティストとして活動していこうと決めました。
勤めていた会社を辞め、アルバイトに移し、制作にのめり込む事に対し家族や周りの人たちを酷く心配、落胆させていきました。
制作を始めてから5年経ち、ここでひとつの謝罪とこれからの展望の意を込めまして、私を育んでくれた人たち全てを母≠ニしソーリー・マミー展という展示会を銘打ちました。
私の作品のモチーフは人物が殆どです。
心高まる被写体をみつけ、スケッチと並行させながら、その瞬間、瞬間にモチーフを曲げたり、伸ばしたり、削いだり、増したりしながら理想に近づけていきます。
決して立体的ではなく、これといった技法を用いない私の作品ですが、考えとしましては色や形を用い平面を立体表現の制作の場にしたいのです。
〈福島亮太/Fukushima Ryota〉
1983年 島根県生まれ。 島根在住
2008年 愛知産業大学 造形学部 産業デザイン学科卒業。
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