今週のギャラリーは【藤原正和 むしⅪ型】を開催しています。
キネティックアート=動く美術作品の作家・藤原正和による個展です。
藤原さんは「シンクロナスモーター」という1分間に1回転する電動モーターを使用し、磁石や歯車、時計の針などを組み合わせて、生き物のように動く作品を制作されています。
モーターの回転するスピードに変化をつけることによって、ゆっくりと動いたり素早く動いたり、様々な動きを生み出しているそうです。
藤原さんにとって11回目の個展となる今回は、過去の大型ベスト作品と新作を一挙公開!蠢くむし達の動きに、時間を忘れるほどに見入ってしまう不思議な空間となっています。カサカサ、じ〜、ポタッ、かちかち。。。写真ではお伝えしきれませんが、その音も面白いです。
同時代ギャラリーでも珍しい作品ジャンルの展覧会ですのでぜひお見逃しのないよう。ご来場お待ちしております。
〈藤原正和/FUJIWARA Masakazu〉
大阪高槻市出身。嵯峨美術短期大学環境デザイン専攻科卒業。
電気工事技術士の経験をいかし、電気を動力にした作品を展開。近年は海外へも活動を広げています。
http://warawar.com/
*本展は、2017年8月に開催された『立体造形2017』にて授与されたギャラリー賞(※各ギャラリーが出品者の中から1名を選出して個展を企画する賞)による企画展となります。
会期:2018年9月24日(月)〜9月30日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00迄)
藤原さん在廊日:25日(火)、27日(木)、29日(土)、30日(日)