2018年11月14日

陶と貼り絵の手しごと展 U

今週のギャラリーショップコラージュは【陶と貼り絵の手しごと展 U】を開催しています。


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陶芸作家・平野絵美、貼り絵作家・林原伸樹による二人展です。職場で知り合ったというお二人は、1年半ほど前から二人展を開催し始めました。


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平野さんの作品は、こけしや来年の干支である亥、ジンベエザメなど可愛らしく楽しい絵柄の豆皿や楽焼のブローチ、沖縄・石垣島で習得したシーサー作りをいかして制作したオリジナルのシーサーやオブジェなど。


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また今回は京都の町屋の屋根の上によく見る「鍾馗さん」を陶芸により造形した作品も展示しています。立像や胸像、壁掛けなど5種類の鍾馗さんがおり、力強い眼光が何とも印象的です。


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林原さんは、3種類の穴あけパンチを使って、異なる大きさの丸型に切り抜いた和紙を貼り重ねる技法により作品を制作しています。今展ではジンベエザメやクマノミ、ホタルイカなど生き物のモチーフを、様々な色・柄の小さな和紙の組み合わせで表現しています。


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10年程前に脳出血で倒れ、右上肢と右下肢、言語機能の障害のため一級身体障害者認定を受けられた林原さん。いろいろと制約がある中で、このような緻密な作業を要する貼り絵作品の制作を継続してこられました。


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素材や技法は全く異なるお二人の手しごとのあたたかさが感じられる作品の数々をぜひご覧ください。


会期:2018年11月13日(火)〜11月18日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00迄)
*林原さん終日在廊予定です。平野さんもお仕事の合間をぬって在廊予定。


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〈平野絵美/Emi Hirano〉
京都府立陶工高等技術専門校 図案科・成形科修了
「京焼ひらの」で家業を手伝う
2017年 祇園ギャラリー「空」で「陶と紙の手しごと展」(二人展)

2010年から3年間、沖縄の石垣島で生活
シーサーとやちむん工房「凛火」で働く
現在は石垣島で身につけたシーサー作りのノウハウをベースに地元京都でオリジナルのシーサーを製作
他には縁起物の絵柄の絵皿や人形を作陶
今回は以前から気になって作ってみたかった京都で馴染みのある鍾馗さんと楽焼のブローチを初めて出展します。


〈林原伸樹/Shinki Hayashihara〉
2008年12月 脳出血で倒れる
2010年5月 右上肢、右下肢、言語機能障害のため一級身体障害者認定を受ける。
2015年12月「京都とっておきの芸術祭」で京都知事賞受賞
2016年8月「Co-jin Collection No.2」企画展
  10月「障害者アート作品展」鳥取県
  12月「京都とっておきの芸術祭」で佳作
2017年3月「陶と貼り絵の手しごと展」(二人展)開催
  12月「京都とっておきの芸術祭」で京都知事賞受賞
2018年6月「はやしはらしんき 貼り絵展」(個展)開催

僕が脳出血で倒れてからもう十年になります。
言葉を今でも半分しか分かりません。
そして、右手右足が上手く動きません。
でも、半分元気でいたら、世の中も十分に楽しめるはず。
自分の心の中をしっかりと持ち続けることだと信じています。


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posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:52| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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