2019年10月23日

WAKA 〜秋月夜〜

今週のギャラリーショップコラージュ


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【WAKA 〜秋月夜〜】
会期:2019年10月22日(火)〜10月27日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は17:00まで)


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グラフィックデザイナー・azroom 遠藤朝恵による個展です。
コラージュでは2018年に続いて2度目の開催となります。


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和歌の世界観をビジュアライズする本作品 “WAKA”
作者が学生だった頃、万葉集をはじめて開いたときに心が動いた記憶をもとに、言葉にならない想いを表現しています。
2度目の個展は従来作品に加えて百人一首より秋・月・夜がテーマの和歌をピックアップし繊細な加工が施されたグリーティングカードや、木製のキャンドルホルダーなどを展開します。
また、かねてからの目標だった「百人一首の全ての和歌のデザイン」を本年夏に完了し『WAKA100designs』として映像作品も上映予定です。
一千年の時を経た言葉のアートをご鑑賞ください。


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『言葉を、アートに。』というコンセプトで、百人一首などの和歌から受け取ったイメージを元に模様をデザインし、繊細なレーザーカットや様々な色によってアートワークを制作する遠藤さん。


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昨年までは数種類だった和歌のデザインも、今回の個展で百人一首全ての和歌のデザインをつくることが出来たそうです。(全ての和歌のデザインがまとめられたオリジナルブックは、和歌がお好きな方はもちろん、あまり知らないという方もご覧ください!)


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展示する様々なアイテムは購入することができますので、大切な方へ思いを伝えるプレゼントにいかがでしょうか。ぜひご来場ください。


〈azroom 遠藤朝恵〉
異業種からグラフィックデザイナーに転身、2000年より独立。2014年に自身の表現活動を開始。
女性の心をとらえる、余韻のあるたおやかなデザインが得意。
活動コンセプトは、「心が喜ぶことを」。仕事としてのデザイン提供と自身の作品発表を両立しながら、しなやかに活動中。東京都在住。二人の娘の母。


Instagram @azroom_waka

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2019年10月15日

細見きらり個展 〜はじめの結び〜

今週のギャラリーショップコラージュ展示


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【細見きらり個展 〜はじめの結び〜】
会期:10/14(月祝)-10/20(日)
時間:12:00-19:00(最終日は18:00まで)


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今週は細見きらりによる個展を開催しています。(現在、京都造形大学大学院の修士2回生)


学部3回生の時に淡路島で行った日本画のワークショップで、地元の子供達が絵のモチーフに道端の草花を集めていたのをきっかけに、自身の絵のモチーフとしてそれらを描くようになったという細見さん。


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1つ1つの茎や花びらまで丁寧に描かれた草花の指輪や冠は、子供の頃に経験した遊びを思い起こさせ、懐かしい気持ちでいっぱいになります。


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また学部では模写のクラスで古典的な伝統技法を学ぶほか、素材学というゼミに所属し独自の表現や作品自体の耐久性について研究を行っていたとのことで、使用する画材や作品の額にもこだわって制作されています。


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細見さんは毎日在廊されますので、ぜひ作品についてお話してみてください。


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−雑草崇拝画を描く−
少女期地元の桂川の土手でよくみち草をし、草と草を“結び”遊んでいた。
名も知らない道ばたの草を「結ぶ」ことで、雑草ではなく命ある愛の形が生まれてきた。この草遊びの“結び”と日本古来からある風習の組紐や水引、注連縄の“結び”を重ね合わせて描く事で、日本人に根付いている八百万の信仰心に語りかける作品を作る。


〈細見 きらり/HOSOMI Kirari〉


○経歴
2019年 京都造形芸術大学大学院 修士課程2年作品展「SPURT展」(ギャルリ・オーブ/京都)
    企画展「第9回 贈りもの展」(ギャラリー恵風/京都)
2018年 第41回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選 (三菱商事ビル/東京)
    青木芳昭教授ゼミ生展「302展 〜丹青は渝らず〜」(Art Space-MEISEI/京都)
    京都造形芸術大学大学院 修士課程1年作品展「HOP2018」(ギャルリ・オーブ/京都)
    グループ展 「追古迹新〜古典から創造へ〜」 (想念庵/京都)
    展覧会 「アート アワード トーキョー丸の内2018」 (新丸ビル3Fアトリウム/東京)
    公益財団法人佐藤国際文化育英財団 第28期奨学生
    グループ展「画心展selection vol.15」 大賞受賞 (佐藤美術館/東京)
    第39回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選 (三菱商事ビル/東京)
    京都造形芸術大学大学院 芸術研究科 芸術専攻 ペインティング領域 日本画分野 入学
    京都造形芸術大学 卒業
    京都造形芸術大学卒業展 奨励賞受賞 (京都造形芸術大学/京都)
    三人展「青は藍より出でて藍より青し」 (アートギャラリー北野/京都)
2017年 グループ展 「倣古展」 (京都府立文化芸術会館/京都)
    第38回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選 (三菱商事ビル/東京)
2016年 京都造形芸術大学 美術工芸学科日本画コース 模写クラス 編入
2014年 京都造形芸術大学 美術工芸学科油画コース 入学
1995年 京都府京都市生まれ

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2019年10月10日

2020 SS COLLECTION

今週のギャラリーショップコラージュ


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【2020 SS COLLECTION】
会期:2019年10月10日(木)〜10月13日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


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デザイナー鳥飼幸宏によるニットブランド「TORICI」のニットウェアの展示受注会を開催しています。

今回は春夏の新作受注会ということで、暖かくなってきたけどまだ肌寒いような難しい季節にサラッと着られる新作コレクションを発表します。


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世界三大綿のひとつといわれるエジプト綿「GIZAコットン」を使用したシャリ感と光沢感が特徴的なカーディガンやセーターを中心に、シルクとカシミアの高級糸を使用したなめらかな質感のカーディガンやストール、鹿の子編みが美しいニットベストなどこだわって制作されたニットが並びます。


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空間に彩りを添えるのは、京都市北区にある花屋「みたて」さんによる季節の植物を用いた美しいしつらえ。こちらもあわせてお楽しみください。
*鳥飼さんが外出されている時は基本的に扉を閉めておりますが、ご覧になりたい方はお気軽に事務所までお声掛けくださいませ。


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〈TORICI〉トリチ
手触りの良さ、軽さ、強さ、そして色彩の美しさ
全てを満たす高品質な糸を世界中から厳選し
日本の職人の手仕事で一着一着丁寧に編み上げる
高いクオリティとシンプルなデザインで長く使える
時代に左右されない「定番」としてのニットウェア
http://torici.jp/index.html
Instagram @torici.t

〈みたて〉
Instagram @mitate_hanaya

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