2019年09月11日

しろのみち

今週のギャラリーショップコラージュ


しろのみちDMomote.jpg


【しろのみち】
会期:2019年9月10日(火)〜9月15日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


ギャラリーショップコラージュでは、7名の作家《伊丹小夜、畫正、きゃらあい、さかもとめぶき、美緒、南あやか、しおり》による展覧会を開催しています。


----------------------

本日はグループ展「しろのみち」にお越しいただきありがとうございます。
本展示は、いろいろな画材やテーマを扱った作家が同時に展示することはできないだろうか、と企画したグループ展です。
作風や表現、使用する画材、 などばらばらですが日常から制作し、魅力のある作品を発表する作家さんにお集まりいただきました。

展示名については
「しろ」
光の三原色の中心で、どんな色にも変化できる色
赤みや黄、青っぽさなどよく見るとバリエーションがあり、 ひとつではない色

「みち」
作品を通じて「未知」のものを表現する。
高村幸太郎の詩「道程」より「僕の前に道はない、 僕の後ろに道はできる」
の言葉のように、 いままで辿ってきたという意味のある単語。

作家それぞれのいままでと、これからをつなぐ展示としての場となるように
ふたつの言葉を選びました。
すでに作家をご存知の方も、本展示で知っていただいた方も それぞれの作家を知り、応援していただけるきっかけになりましたら幸いです。

----------------------


3.jpg 2.jpg


1.jpg 


各作家3〜5点の作品を展示する他、ポストカードやキーホルダー、画集なども販売しています。


5.jpg 6.jpg


4.jpg 7.jpg


8.jpg 9.jpg


10.jpg 11.jpg


描くテーマや扱う画材は7名の作家でそれぞれ異なりますが、どの作品も細部まで丁寧に描かれており見応えがあります。


儚い雰囲気の中に強い想いが込められた印象的な作品の数々を、ぜひご覧ください。


●Twitterお知らせアカウント @shiro_nomichi

●出展作家
伊丹小夜 @itamiff
畫正 @gashowsan
きゃらあい @kyaraai
さかもとめぶき @apspkpakg
美緒 @mio3moi
南あやか @a_mtc27
しおり(企画) @P40_ram

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 14:02| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月03日

陶工房Dai

今週のギャラリーショップコラージュ


『陶工房Dai』
会期:2019年9月3日(火)〜9月8日(日)
時間:12:00〜 19:00(最終日は18:00まで)


1.jpg 8.jpg


今週、ギャラリーショップコラージュでは、陶芸作家・渡辺大輔による「陶工房Dai」の作品展を開催しています。


渡辺さんは、陶製の器に甲骨文字(中国の殷時代に出土した古代文字で、漢字の始祖となる形態)で、七福神の神様の名前や寿の文字など縁起のよい言葉を書いた作品を制作しています。今展では、2016年から現在までに制作した花器や酒器を展示しています。


2.jpg 3.jpg


4.jpg 5.jpg


以前に京都市美術館の書道展にて昔の文字を書いた作品をみてから興味をもち、自身の作品に文字を取り入れることになったという渡辺さん。ひとつひとつの文字が器の模様にみえるようなデザインを心がけながら制作しているそうです。


6.jpg 7.jpg


土は信楽のもので、すこし粗目の土の粒が表面に感じられます。文字は「鬼板」といわれる鉄成分の入った顔料を筆につけてすべて手書きで記されています。

器自体のシンプルで美しい形とびっしりと並んだ文字の模様が組合わさった斬新な作品です。ぜひご覧ください。


9.jpg


〈渡辺大輔/Watanabe Daisuke〉
1989年 北海道釧路市生まれ
2012年 京都造形芸術大学美術科陶芸コース卒業
2013年 京都府立陶工高等技術専門校成形科成形コース修了
2016年 Art Gallery (城陽市) 佳作
2017年 京展 入選
新匠工芸会展 入選
2018年 北海道陶芸展 新人賞
新匠工芸会展 入選
2019年 京焼の未来展 入選
北海道陶芸展 文部科学大臣奨励賞

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 20:00| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月29日

– オノマトペ – 展

今週のギャラリーショップコラージュ


DMonomatopeoutlines.jpg


【– オノマトペ – 展】
会期:2019年8月27日(火)〜9月1日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00まで)


1.jpg

千足・可児葉月の2名の作家による展覧会を開催しています。


----------------------

オノマトペとは、音を表す言葉。擬音語、擬態語のことである。
作家独自の感性で描かれたオノマトペ・・・
あなたには何が聞こえますか?
(千足・可児葉月)

----------------------


2.jpg 9.jpg


千足さんは4点のパネルを組み合わせて1つの大きな絵画に見立てた作品を展示します。


11.jpg 10.jpg


13.jpg 12.jpg


柔らかい色味や質感で表現された紫陽花や人物の質感などがとても印象的です。



3.jpg 4.jpg


可児さんは、アクリル絵具と和紙を用いた絵画作品5点やポストカード、そして手漉き和紙を使用したオリジナルの折り紙ジュエリーを展示販売します。


5.jpg 8.jpg


7.jpg 6.jpg


ジュエリーは小さく切った和紙を園部式ユニットという技法で組み合わせてつくられており、色和紙の美しさと繊細なかたちをお楽しみいただける作品です。
ジュエリーを飾っている土台も手作りということで、様々な素材を扱って作品制作をされています。

千足さんは土日、可児さんは金曜日から在廊予定です。
ぜひご来場ください。


〈千足/chitari〉
大阪府在住
コミティアなどの創作同人イベントやアートイベントなどで活動しつつ、展示やイラストレーションのお仕事もしています。
水彩、アクリルを使い、コミックタッチの女の子イラストを主に描き、日々感じた事をモチーフにちょっと不思議な世界観でイラストを描いています。
〈経歴〉
2016 季刊SS 表紙イラスト
2014 昔、火星があった場所 著:北野勇作 表紙イラスト
展示
2018 「mellow」(大阪)
    「innocent violence」(東京)
    「オノマトペ」(岡山)
2017 「poco a poco」(神戸)
2016 「そこからみえる」(大阪)


〈可児葉月/Kani Hazuki〉
京都府在住
幼少期をアフリカと南米で過ごし、それぞれに異なる文化を肌で感じながら、どの国でも変わらない「人の幸せ」の根源を探し求め、「豊かさ」をテーマに作品制作を続ける。
デジタル、アナログ問わず、和紙や木、土など多種多様な画材や素材を使用し、自己の世界観を表現する。
〈経歴〉
2018 京都デザイン賞 2018 入選
2017 京都市平安創生館 豊楽殿復元模型フィギュア、来館記念スタンプデザイン パンフレット用キャラクターデザイン
〈展示〉
2019 「絵馬デザイン展」(京都)
    「うなぎの寝床旧寺崎邸 企画展」(八女)
    「つくるひと×つかうひと×みるひと つつみ展」(東京)
2018 「六花展」(京都)
instagram:@kanilustraciones/@frutodelaluna

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 19:27| Comment(0) | ギャラリーコラージュインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする