2019年09月11日

1928ビル モニュメントについて

【1928ビル モニュメントについて】


resize1928ビル写真.jpg 



1928ビルの正面エントランスむかって右側のコーナーに設置されている鉄製のモニュメント。
こちらは2019年5月 1928ビルリニューアルに伴い、作家・若林亮が制作した作品です。


◆作家ステートメント
『1928の数字をデザインし、ビルの「看板」と「モニュメント」の両方の役割を担うことを意識した。他にも1928年造のビルに違和感なく溶け込み、建 設当時から共に時間を過ごしてきたかのように存在させること。しかし古くなりすぎないグラフィックにすること。錆びる鉄を素材とし、自然に経年変化させる ことでビルと調和させると同時に、これからの時の経過を視覚的に見せること。本体を板状のものにすることで鉄でありながらその物量感を軽減し、ビルの前で 主張しすぎないようにすること等を意識した。(若林亮)』


1928ビルモニュメント2019.5.JPG resize看板オブジェ_出稿用.jpg


設置当初は真っ新だった鉄の素材も、時間とともに表面が錆で覆われ味のある風合いになってきました。
ビルとともに変化していくモニュメント、今後どのような姿になっていくのでしょうか。
前を通りがかった際はぜひご覧になってくださいね。


※1928ビルに関する展示


辰野金吾没後100年記念展DM.jpg


『辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業』
京都文化博物館で開催中のこちらの展覧会では、1928ビルの紹介や、若林亮が制作したビルのメインモニュメントの縮尺4/1のスケールモデルが特別展示されています。
ぜひご来場ください!
詳しくはこちら→ http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/bunpakukaiwai2019/

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 13:52| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月06日

1928ビルに関する展示のお知らせ

【1928ビルに関する展示のお知らせ】


辰野金吾没後100年記念展DM.jpg


◆『辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業』


京都文化博物館にて開催中のこちらの展覧会にて、三条通り界隈の近代建築として『1928ビル』が紹介されています。
同時代ギャラリーやカフェアンデパンダン、ノンバーバルパフォーマンス「ギア-GEAR-」の紹介パネルや、ビルの建設当時の設計図が展示されておりビルの歴史を感じられる内容となっています。
また展示室には、造形作家である若林亮が制作した1928ビルメインモニュメントのスケールモデルが特別展示されています。この機会にぜひご覧ください。

同時代展示パネル.jpg メインモニュメントスケールモデル.jpg


『辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業』


日時:2019年8月31日(土)〜10月27日(日)10:00〜19:30(入室は19:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)※9月2日(火)は臨時開館
会場:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
入場料:一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/bunpakukaiwai2019/


◆『第25回ICOM 国際博物館会議京都大会』


日本で初めて京都で開催され文化博物館と連動したイベントが開催されています。
会期:2019年9月1日(日)〜9月7日(土)
会場:京都国際会館
詳しくは公式HPをご確認ください。
https://icom-kyoto-2019.org/jp/

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 20:00| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月01日

同時代ギャラリー 移動のお知らせ

【重要なお知らせ】
同時代ギャラリーは、2019年1月より1928ビル「2階」へ移動します。


----------------


皆さまにおかれましては、日頃よりご支援、ご愛顧をいただき誠にありがとうございます。


同時代ギャラリーは1996年、同時代性をキーワードに、特定の美術ファンだけではなく、広く一般の人々が現代美術を気軽に楽しめるギャラリーとして誕生しました。
以来22年。京都市中心部に位置し、若者文化の発信地として栄える三条御幸町のアートスペースとして、皆さまに愛されてまいりました。
当ギャラリーで作品を発表したアーティストは延べ10,000人に達し、その表現手法は、平面・立体・インスタレーション・パフォーマンス・映像・ライブ・トークショーなど多岐にわたります。
移りゆく時代の中で、京都のアートシーンを牽引しながら現代美術の可能性を問いかけてまいりました。


同時代ギャラリーが所在する「1928ビル」は、1983年に京都市の有形文化財に指定された歴史的建造物です。時間と記憶が折り重なる価値ある建造物の「1階」を舞台に、当ギャラリーはその歴史を刻んでまいりました。

そしてこの度、2019年1月より同ビルの「1階」から「2階」へと移動する運びとなりました。


完成の無い「ギャラリー」という空間を、同時代を生きる表現者たちとともに、社会の有り様や生き方を問う「創造の場」としてさらに躍進させ、皆さまにご覧いただけるよう、関係スタッフ一同、一層努めてまいる所存です。


今後ともご支援、ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


平成30年11月1日 
同時代ギャラリー代表 尚赫


----------------


※「Handmade Products Creators Shop tomarigi」および「実験shop1928」は、2018年12月末をもちまして営業を終了いたします。長い間、ご支援、ご愛顧いただき誠にありがとうございました。


なお2019年のギャラリー/ギャラリーショップコラージュのご予約については、現在も通常通り受付中でございます。
詳しくは同時代ギャラリーHP<News>欄をご覧くださいませ。

http://www.dohjidai.com/gallery/relocate_announcement/

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 15:26| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする