2018年03月14日

中村ヒカル個展『HAPPY BIRTHDAY』

今週のギャラリーショップコラージュは【中村ヒカル個展『HAPPY BIRTHDAY』】を開催しています。


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京都造形芸術大学の大学院1年生(4月から院2年生)、中村ヒカルさんによる個展です。


中村さんは、学部の1年生ではキャラクターデザイン学科に所属していました。しかしほとんどの授業がパソコンによって画面上で作品を制作する内容だったため、2年生の時に美術工芸学科総合造形コースという学科へ転学し、自分の手によって作品を制作できる環境へ移られたそうです。
それからは石や木、鉄、樹脂など様々な素材の扱いも勉強しながら、最終的には陶芸のゼミに入り、土という素材の魅力や表現を探求し続けています。


今展では、自身の感情や空想からイメージし制作したオブジェや陶のレリーフ、銅版画などの作品を展示しています。


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私は自分の感情や空想をテクスチャーを伴ったイメージの塊に置き換えるため、粘土を使っています。
自分の殼に閉じこもっていた幼少期の頃の体験や絶望的な気持ち、孤独で行き場のない感情など、とてもネガティブな心の状況を、空想することを通してポジティブなイメージに変える方法として、土で造形し、焼成を行う陶芸という手法を選びました。
具体的には、現実的でネガティブで、生きることに貪欲な心の状況を、酸素を抜いて土を窒息死状態にさせながら焼成する「冷却還元焼成」で黒くした土の作品として表現し、それとは真逆の空想に伴う安心感を、ピンクを基調とした様々な色の土を点描した作品として表現しています。
自分の強い感情の動きや、空想の持つあたたかな曲線的な形を感覚的に表現する為に、手の動きをそのまま形として表現しています。
また、今回の作品を制作するためのドローイングを銅版画として表現しています。


誕生日はうきうきします。うきうきしない人もいるかもしれません。でもここに存在していることを祝って欲しいと、一度も思わない人はいないと思います。
どんなものにだって誕生日はあります。感情にも、空想にも誕生日はあります。形にならないものを形にすることで、その誕生を認め、祝福したいのだと思います。
お誕生日、おめでとう。
(2018年3月吉日  中村ヒカル)
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また、会場内である事をすると、自分の誕生日に中村さんからバースデーカードが届くというお楽しみもあります。


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会期中は中村さんも在廊されます。
ぜひご来場ください...!


会期:2018年3月13日(火)〜3月18日(日)
12:00〜19:00(最終日は18:00迄)

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 11:39| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9th 土に遊

今週のギャラリーは【9th 土に遊】を開催しています。


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5名の陶芸作家「宇佐美光代・鬼束鐵二郎・野々村直子・山科千里・渡邊有子」によるグループ展です。
同時代ギャラリーでは2回目の開催となります。


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土の鼓動に共鳴し
土ってナニ?と自問自答
イロイロ イメージできてオモシロイ
その時々に生み出す形が面白い
ドロくさくドロと素直に楽しめて
土の鼓動が創作意欲を駆り立てる
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「土に遊」展(元「土遊び」展)は、京都造形芸術大学通信教育部陶芸コースを2009年に卒業した鬼束さん、渡邊さん、野々村さんの3名によって始められました。2017年にはメンバーに宇佐美さん、山科さんが加わりグループとしての活動も大きくなってきました。


今年も陶芸の様々な表現が楽しめる展覧会となっています。


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木の質感を模したオブジェ(鬼束さん)


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空間を活かした浮遊感のあるインスタレーション(山科さん)


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紐状の細い物体が集まった不思議な形のオブジェ(宇 佐美さん)


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照明との組み合わせが幻想的なインスタレーション(渡邊さん)


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アイスクリーム?や植物?を想わせるような形状のオブジェ(野々村さん)など。。。


陶芸の面白さ、表現することの楽しさ、素材への興味がつまった展覧会となっています。

ぜひご来場ください。


会期:2018年3月13日(火)〜3月18日(日)
12:00〜19:00(最終日は17:00迄)

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2018年03月06日

2017年度写真表現大学修了制作展

今週の展覧会は、【2017年度写真表現大学修了制作展】を開催しています。


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「写真表現大学」(大阪国際メディア図書館に併設の写真スクール)による修了制作展です。


会期:2018年3月6日(火)〜3月11日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は18:00迄)
※会場はギャラリーとギャラリーショップコラージュの2会場となります。
※6日(火)18時〜オープニングパーティを開催


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写真表現大学は、写真というメディアを使い「何を表現するのか」ということを主眼においた学びの場所を提供しています。写真分野の状況はデジタルへと変わりましたが、自らの感情や思考を形にする基本は変わっていません。
この1年間、受講生たちはメディア系の図書館が25年にわたり運営し改良されてきた講座カリキュラムの中で、豊富な蔵書を活用しながら集中して作品制作に取り組んできました。その成果が修了制作展です。
この展覧会での様々な反応や感想が、受講生一人ひとりの制作活動の次の展開に有意義な糧をもたらすことになります。
受講生は、それをしっかり受け止め、次のステップへと進みます。
鑑賞者の皆様には、暖かい叱咤激励をよろしくお願い申し上げます。


一般社団法人 大阪国際メディア図書館 写真表現大学
講座ディレクター 畑 祥雄


http://medialib.jp/news/exhibition2018/


〈出品者〉受講生24名
岩本啓志、小川真奈美、松岡香奈、鷹岡のり子、齊藤いりす、岩見あづさ、佐藤直樹、キャロライン・ジョアンナ&くーねる・よんだーす、高橋咲、長村玲奈、 山本美紀子、田代雄樹、桜井祥直、楠田正明、井上晃啓、佐藤美幸、くすのきりょうへい、安藤明子、小川雅美、田中久美子、吉川育子、村上弘、佐々木久実、 薬師川聡


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今展では、基礎的なクラスから作家やプロカメラマンクラスなど様々なコースに所属する受講生全員が作品発表を行います。

表現するテーマについては各自で昨年5月頃から研究し深めてきたとのこと。

どの作品も見応えがあります。ぜひご来場ください。

posted by 同時代ギャラリースタッフ at 19:30| Comment(0) | 同時代ギャラリーインタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする